囲炉裏端

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イクラ吹き - ONUMA

2015/10/15 (Thu) 18:13:21

杣女さま
ご無沙汰しておりました。

今年もシーズンは終わりとなりました。
杣女さまの今シーズンはいかがでしたでしょうか。

閉渓の少し前でした。
奥秩父の滝川へ釣り行しました。
大雨の後で水量もほぼ平常に戻っており、数匹の岩魚と山女に遊んでもらい、初秋の釣りを楽しんできました。
帰り途の大淵にさしかかると、秩父の人という釣り人が居て次々と良型の岩魚を釣り上げていました。
『凄いなぁ』と尚も見ていると、イクラを手の上で擦り潰しては水に巻いて釣る方法でした。
何か、とても嫌なものをみてしまった感じで嫌悪感しきりとなり、楽しかった一日が台無しになってしまいました。

杣女さまは、このような釣り法をどのように思われますか?。
ぜひとも、ご意見をお聞きしたいものと投稿しました。



Re: イクラ吹き - 杣女爺

2015/10/17 (Sat) 07:05:35

 ようこそ ONUMAさん、お久しぶりです。


私の当シーズンは、源流域での在来種の探釣が殆どでした。

 さて お問いのことですが、私見を述べさせていただきます。
“イクラ吹き・・・”イクラを口に含んで吹き散らしすことから、このように呼ばれるようになったそうです。
ミミズを用いてもこのような手法がありますね。
このように渓魚を“喰いボケ”させて釣るのは、釣師まして釣り人の範疇とは思っておりません。
喰いボケさせた魚なら竿さえ出せば誰でも釣れますから、何処かへ売り捌くのか釣果を誇示したい為だけの下道な行いです。
“釣り”ではなく“魚獲り”と蔑視しております。
残念ながら、秩父界隈でもそのような魚獲りが存在します。

相変わらず良い釣りをされているようですね、
またご同行できる機会があればと願っています。

Re: イクラ吹き - ONUMA

2015/10/18 (Sun) 20:53:48

お返事ありがとうございます。

ああいった方法があるんですね、勉強になりました。
>“釣り”ではなく“魚獲り”と蔑視しております。
やはり、そのようにお思いですか。

確かに、たのみもしないのに『ここだけでこんなに釣ったよ』なんてビクの中を誇らしげに見せましたね。
良型の山女に岩魚がツ抜けで入っていましたがね。
前にも書きましたが、とても嫌なものを見てしまった感じでした。

こちらは、朝早くから何時間も滝を越えたり渡渉したりで数匹を釣ってその都度リリースの難行の釣行。
今度一度、試してみようかな・・・。(冗談です)

Re: イクラ吹き - 杣女爺

2015/10/22 (Thu) 06:58:53

>こちらは、朝早くから何時間も滝を越えたり渡渉したりで数匹を釣ってその都度リリースの難行の釣行。

そのことに魅入られて深山の谷へ入っているのではありませんか。苔生した情景に浸れたり“あの滝を越えると、上は素晴らしい処に違いない・・・”とか。
それに、毛鈎を巻いている時の期待感も、地図を眺めて思いを馳せることも、ありませんしね。

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